スタバ雑学クイズ！知ってるとドヤれるスターバックス豆知識5問

正解：① 人魚（サイレン）
スターバックスのロゴに描かれているのは、ギリシャ神話に登場する「サイレン（Siren）」がモチーフです。サイレンは美しい歌声で船乗りを魅了し、誘惑したとされる二本の尾を持つ人魚です。

このデザインは、創業の地であるシアトルが海に面した港町であり、コーヒー豆という「珍しい獲物」を船で運んできた初期のコーヒー貿易の歴史を意識して選ばれたと言われています。現在のデザインはシンプルですが、初期のロゴはサイレンの全身が描かれた、より複雑なデザインでした。

正解：① 東京・銀座松屋通り店（1996年）
スターバックスの日本第1号店は、1996年8月にオープンした銀座松屋通り店です。この店舗は、従来の日本の喫茶店文化とは異なり、座席間のゆったりとした空間、徹底された禁煙、そして「セルフサービス」という新しいスタイルを持ち込み、大きな話題となりました。

この日本進出は、アメリカ国外で初めて、自社運営の店舗を展開した歴史的な一歩でもあります。この1号店が成功したことで、スターバックスはその後、日本全国の都市部やショッピングモールへと急速に展開し、日本のカフェ文化に大きな影響を与えました。

正解：① 「フラッペ」と「カプチーノ」の造語
フラペチーノ（Frappuccino）は、「フラッペ（Frappe）」と「カプチーノ（Cappuccino）」を組み合わせた造語です。フラッペは、氷とリキッドをミキサーで混ぜた冷たい飲み物を指し、カプチーノはエスプレッソに泡立てたミルクを加えたものを指します。

もともとフラペチーノは、スターバックスが買収したボストンのカフェが独自に提供していた人気メニューでした。スターバックスがレシピを改良し、1995年に全米で発売すると大ヒット。その後、世界中の店舗で販売される夏の看板商品となり、フローズンドリンクの代名詞的存在となりました。

正解：① ドリンクが多めに入る
スターバックスでは、アイスドリンクを注文する際、「氷なし（No Ice）」をリクエストすると、カップの容量に対する氷の分だけドリンク（液体）が多く入ります。これは、カップに満たされる液体の総量が基本的に変わらないためです。

ただし、フラペチーノなど、氷の量があらかじめ規定されているメニューや、氷がないと味が著しく薄くなるドリンク（エスプレッソショットなど）では対応が異なります。濃いめのドリンクが好きな方や、自宅でゆっくり飲みたい方には、知っていると少し得をする、人気のカスタマイズ方法です。

正解：① 小説『白鯨』の航海士の名前
スターバックスという社名は、アメリカ文学の名作、ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨（Moby Dick）』に登場する一等航海士「スターバック（Starbuck）」に由来しています。

創業者が小説を読んでいた際、コーヒーと海の結びつきからこの名前を連想したと言われています。ブランド名とロゴの「サイレン」が、ともに航海や船旅というロマンを感じさせる要素で統一されているのは、偶然ではなく、創業時のコンセプトに基づいています。